活動報告・お知らせ

ー朗読と歌ー
４月に入ってから、東京と静岡で演奏会を開催いたします。ドイツリートの演奏会に、日本語の朗読を交えた演奏会です。素朴な疑問。なぜ日本語の朗読を交えてみようと思ったのでしょうか？
皆さんのなかには、ドイツリートの演奏会に行ったことがある方はいらっしゃいますか？演奏会に行って、私自身時々困る事は、知らない曲になるとなかなか理解しづらいということでした。ドイツ語に親しんでいる方ならともかくとして、ドイツ語なんて聞いたことがない、そんな方にはあまり面白くないのでは・・・そこで日本語の朗読を加えてみることにしました。こうすることによって、知らない曲だろうと知っている曲だろうと母国語で理解ができるという利点を生み出せると思ったからです。ちなみに、思いついたきっかけは、紙芝居や、国語の授業での本読みからでした。
また、当時、詩の朗読というのは娯楽でもありました。こういった下地があったからこそ、大作曲家たちは詩という芸術に出会い、深い共感を得、ドイツリートの分野を開拓したのだと思います、日本語での朗読ではありますが、詩の朗読それ自体も楽しんで頂けたら。朗読と歌、皆さんのご来場をおまちしています。

無事終わりました。皆様の暖かい拍手に感激しています。どうもありがとうございました。


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