ルストの演奏会 -モーツァルトの歌・ブラームスの歌ー
「朗読と歌」2回目の演奏会のご案内ができて、とても嬉しく思います。
今回も実力のあるお2人と同じ舞台、それもまたとても嬉しく思っています。
2月15日(日)3時開演 東京都狛江市エプタザールというところです。
皆様のご来場心からお待ちしています。
「どんな演奏会なんですか」と個人的に聞かれる事があったので、少しだけ。私たちの演奏会は、ドイツ歌曲を歌う前に、その曲の歌詞の朗読が入ります。この朗読は、作曲家が曲を付けた詩を、日本語に翻訳したものです。
ブラームス後半1曲目の『日曜日』という曲から。
もう1週間も好きな人を見ていない、そう語るところから朗読は始まります。激しているわけでもなく、情熱にかられるわけでもなく、反対に嘆いているわけでもなく、物語はそっと始まります。日曜日に好きな人を見かけた主人公。神様に、今日はあの子のそばにいさせてください、というお願いをする主人公。本当に素朴な恋の歌です。
たった2分で終わってしまう曲なのですが、私はとても好きです。ブラームスが若い頃を思い出して書いたのかな、と想像するのがちょっと楽しかったりします(当時35歳くらい)。
朗読を交えたドイツ歌曲の演奏会『朗読と歌』。お時間とご興味がありましたらぜひ!
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